Artist's commentary
"Hey, Miyuki-chan ♪"
「なお、ちゃん?やけにご機嫌だね、どしたの?」
「んー?んふふ。最近どう?」
「?どうって、大好きな妻たちと愛し合えて今日もウルトラハッピーだよ」
「本当に?」
「何が言いたいのかな?」
「ん?いや、ここのところみゆきちゃんアニメであかねとの百合的絡みなくない?」
「え?32話のみゆあか回は?」
「あー、うん。いや、でも21話あたりから31話までは大した絡みなかったでしょ?海回だって実はなおあか回だったわけだし」
「そだね」
「でしょ?グラフで考えるとみゆあかが減少傾向なのは自明だよ。それに引き替え私なんて日産に味を占めたスタッフのおかげでカテナリー曲線ばりに株急上昇してるよ?」
「そだね」
「……、随分余裕だね?」
「普通だよ」
「悔しくないの?」
「何が?」
「このままいったらあかねは私以外見向きもしない私の最愛のお嫁さんになるよ?そして私はどう転んでもあかねの本妻に選ばれるんだよ。そこのところ理解できてる?」
「理解?その妄言を?理解する必要ないよ」
「……はぁ、みゆきちゃんがここまで鈍いとは思わなk」
「鈍いのはなおちゃんだよ」
「えっ」
「味を占めたスタッフ?そんな付け焼刃はキャラ設定の時点で想定内だよ」
「なっ、だったらなおさらっ!」
「仮にあかねちゃんがなおちゃんを選んだとしても、必ず私のところに戻ってくるよ」
「何でそんなこと言い切れるのよ?」
「簡単だよ。あかねちゃんは私のモノだから」
「は?だからさっきから言ってるでしょ!?このままだとあかねはみゆきちゃんから私のモノになr」
「メインキャストの、物語開始後はじめての心情的接触が主人公だった場合靡くことはないよ」
「!?」
「他人と結ばれようと心の一番は変わらない。その魂に、ずぶりと、深く打ち込まれた楔がさ」
「ぅ、ぐ……」
「安心して?私はなおちゃんも愛してあげるから。だって、なおちゃんも私のだもん、ね?」
「ちく、しょう///」