Artist's commentary
「あかねさんはいいですよね」
「れいか、何や藪から棒に?」
「あかねさんはみゆきさんだけでなく、なおとも二人でフォーカスされる回が沢山あるじゃないですか」
「ん?別に普通やろ?」
「その余裕がいつまで続くか見ものですね」
「ちょ、別に余裕ちゃうって!それ言うたられいかだってなおと幼馴染やし、ウチらん中で一番確かな繋がりあるやん」
「幼馴染が足枷になることもあるんですよ」
「あー、分かる分かる、分かるでぇ~!お互い近過ぎるから恋愛感情に気付けないっていうアレやろ?」
「……燕雀(雑魚)安んぞ鴻鵠(私)の志を知らんやとはまさにこのことですね」
「へ?いや、今めっちゃ馬鹿にされた気がするんやけど」
「そんな定番はどうでもいいです。そうではなく、幼馴染ネタばかりが強調されて、別の誰かとゴニョゴニョするのが邪道扱いされることに辟易しているんです」
「な、なおのことどうでもよくなったんか!?」
「どうでもよくなるわけないでしょう!この、好きです///」
「あ、うん、おおきに///ウチもれいかが好きや///」
「話を戻しますが、だから私、あかねさんみたいに能動的に他人と関われる、悪く言えば好奇心故に無様に死んでいく猫、若しくはスプラッター映画の馬鹿な殺され役の様な方が羨ましいです」
「悪く言う必要性が見当たらへんけど?てか猫とスラッシャー映画の馬鹿一緒にすんなや!!」
「必要ないからこそ誰かが必要とするしかないじゃないですか、あとスラッシャーではなくスプラッターです勘違いしないでください」
「どうでもええわ!」
「とにかく私もあかねさんの様に色んな女の子(妖精除く)と百合百合したいんです!なおとだって幼馴染ネタ以外でクローズアップされること全くないじゃないですか」
「キャンディ……。でも、まだ希望は捨てちゃあかんって!なおれい回とか他の子との回があるかもしれんし」
「無かったら?」
「そん時はウチが幼馴染と他人の壁をぶっ壊してれいかのハートに日野ちゃんスーパーアタック打ち込んだるわ!」
「うわ……///」
「……///」