Artist's commentary
「あの、なおちゃん?聞きたいことあるんだけど……」
「ん、何?やよいちゃん」
「公式によるとなおちゃんて漫画好きじゃないんでしょ?」
「うん、嫌いだね。妄想にふける暇があるなら現実を見据えろって感じだね」
「は?死にたいの?私なおちゃんは普通に殺すよ?」
「へー?私さっきゴムゴムのアレ食べたから、やよいちゃんの攻撃効かないよ?」
「はぁ?そんなもんこの世に存在しねぇんだよバァーカ!現実見ろよ!」
「ならやってみなよ?」
「現実と漫画を混同してるバカはこれだから……万一アレを食べたとしても絶縁破壊ってのがあるから意味ないんだよね」
「私が死んだら悲しむ人大勢いるんだろうね」
「ぶはっwwwいっねえよそんな雑魚!!」
「みゆきちゃん達に確実に恨まれるねーやよいちゃん。孤立しちゃうね?どうするの?」
「てっ、テメェ、一々卑怯くせぇんだよ、堂々と勝負しろコラ」
「甘えんなカス。恋の駆け引きってのは綺麗ごとじゃねェンだよ。大人になれないクソガキなら帰ってクソしてクソ喰って寝グソしてろや」
「あぁ?何でテメェを殺す話から恋バナってか糞バナに話すり替えてんだコラ?ビビってんのか?」
「それは、私がやよいちゃんのこと……」
「えっ?わ、私のことが、な、何?」
「あ、ううん、やっぱ何でも」
「え、ちょ、気になるよ!なおちゃんは私のこと、どう思ってるの?」
「!?……前言った」
「え?いつ?」
「9話で言ったでしょ、覚えてないの?」
「?」
「マジありえないでしょ、覚えてないとか」
「え?待って、もしかして私に嫌いって嘘ついた後、その反対は大好きって言った件のこと?」
「そう」
「いや、言ったのみゆきちゃんじゃん。なおちゃんはうんとか言ってただけじゃん」
「同じだよ」
「全然違うし!ともかくなおちゃんが言ってくれないと言わないもん」
「やよいちゃんが言うのがスジでしょ。マジ面倒だね」
「なおちゃんに言われたくないよ!全然直球勝負じゃないじゃん!」
「そんなの子供の戯言だよ。恋はいつでも変化球なんだよ」
「はいはい、なおちゃんが言ってくれたら私も言うよ」
「……分かったよ、言えばいいんでしょ?……私は、やよいちゃんのこと」
「///」
「殺したいくらい、殺したいよ」
「っ!?わ、私もっ、なおちゃんのこと殺したいくらい愛して、る……あれ?」
「やよいちゃんの返事が聞けて嬉しいよ。雰囲気がアレなのは目を瞑ってあげる」
「うるせぇよ!!」