Artist's commentary
「あ、みゆきさん、あの」
「プリキュア!スマイルチャージ!ぐるるるるる~★カチン☆カチン☆カチン☆カチン☆ぼわぁ~~ん!ポン♪ポン♪キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!!」
「え、え?」
「ペガサスよ!私だけに力を!プリンセスハッピー!プリキュアプリンセスフォーム!!」
「ちょ、何故変身を?」
「れいかちゃんと会話するなら最低限のアレだよ」
「人を何だと思ってるんですか!?」
「まあ、いいじゃん。で、何かお話?」
「あ、ええ。みゆきさんはあかねさん、なお、私、それからやよいさんの四人と婚約しましたよね?」
「うん、したね」
「ですが、本当はもう一人結婚したい方がいるのではないですか?」
「えぇ!!?」
「いますよね、少し告白しづらい方が」
「えっ、そそそんな人、いいいいないってばー!!?」
「明らかに動揺してますね」
「し、してないよ!!れいかちゃんの気のせいだよぉ!」
「ずばり訊きますが、そのもう一人とは……」
「ゴクリ……」
「お――」
「っ!?」
「にさん」
「ほっ……」
「ではなく、お――」
「っ!?」
「まわりさん」
「ほっ……」
「でもなく、お――」
「っ!?」
「父様」
「ほっ……」
「でもなく、お――」
「っ!?」
「おかみさん」
「ほっ……」
「でもなく、お――」
「っ!?」
「母様、ですよね」
「う"っ!!!?」
「ですよね?」
「な、なんで、わかったの?///」
「みゆきさんのお母様を見る視線はどこから見ても恋人に対する目でしたから。特に15話ラストのイチャつきっぷりはたまりませんでした」
「そ、そうだったかなー?あはは///」
「みゆきさん、お母様とご結婚したいんですよね」
「うん、でも……一応お父さんも健在だし、その」
「殺っちゃいなよ」
「!?……ずっと考えてた……それは私のトリレンマだよ」
「冗談だったんですが、流石ですね」
「れいかちゃんが言うと嘘に聞こえないよね」
「99%本気ですからね。ですがお母様もみゆきさんがプロポーズしてくれるのを待っていると思いますよ。なので帰ったら告白してください」
「で、でも……」
「勇気が出ないのなら私が勇気をあげます。みゆきさん、二人でウルトラハッピーになりましょう///」
「う、うん!/////」
……今日夏コミ初日なんですね。やっぱアレですか?百合拷問本が跋扈するんですか?