Artist's commentary
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スミレママ「ついに私たちの店がオープンしたのね……!」スミレパパ「ああ……!」スミレママ「ラーメンを作るのはあなただけど、私にもなにかできることはないかしら」スミレパパ「そうだな―――、じゃあ、この服を着て接客してくれ」スミレママ「これ、チャイナ服?」スミレパパ「そうだ、黒と赤の二色があるけれどお前には黒のほうが似合うと思ってな。もしそれがダメならメイド服という選択肢もあるが……こう、フリフリのついてるやつは嫌がると思って。でもよく考えてみたら、チャイナ服を着るぐらいならもうスクール水着でいいとも思うんだ、俺は。一応、ラーメンを運ぶという仕事をする以上は鍋つかみみたいのも必要になるだろうと踏んで、この肉球つき猫の手を用意してある。これを付けて接客してくれれば完璧だ。あと、スク水でな」スミレママ「い、いやぁーーーーー!」スミレパパ「そういって家を出て行ってから、あいつは一度も帰ってこない……スミレ、お前が着ているそのチャイナ服は、そんな母さんが残していったかけがえのないものなんだ」スミレ「あんたのだったのか」