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Artist's commentary
帝国軍飛行士と魔法使い
「やあ、見送りに来てくれたのかい。この間は羽田まで献納式に来てくれてありがとう、まさか来賓にお払いしてもらうとは思わなかったよ」 「行ってらっしゃい、将校さん。改めて武運長久をお祈りします」 「ああ。君から貰った飛行機、大事に乗らせてもらうよ。こいつの戦闘力に魔法使いのお払いが加われば鬼に金棒、民国空軍おそるるに足らずさ!」 ■帝都内某神社の募金活動により購入献納された帝国海軍機“報国210号”。大陸での戦争は1年と半年が過ぎていたが、本土の華々しい報道とは裏腹に民国軍の士気は今だ高く、各戦線で粘り強い抗戦を続けていた。1939年1月1日。 ■あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。